ゲーセン用語集

クレーンゲーム、プライズゲーム関連の用語を解説。
筆者はゲーセンの店員ではないので、正式名称や細かいところでの意味が間違っているかもしれない。


誰かいい写真を持ってたらアップロードしてここにURLを書き込んでほしい。
誰も書き込んでないけどいまだに募集中。画像のプロパティはこちらで勝手に削除します。


ページ内ジャンプ作ってみた。
・3ボタン
・AOU
・D字リング
・k
・アーム(arm)
・握力(あくりょく)
・アシスト(assist)
・アシスト機能(あしすときのう)
・アミューズメントマシンショー
・移動制限(いどうせいげん)
・インカム(income,incoming)
・押し技(おしわざ)
・落とし口(おとしぐち)
・回転機能(かいてんきのう)
・開放設定(かいほうせってい)
・開放台(かいほうだい)
・確率機(かくりつき)
・下降制限(かこうせいげん)
・可塑剤(かそざい)
・キャストオフ(cast off)
・筐体(きょうたい)
・くるりんぱ
・クレーン(crane)
・クレーンゲーム
・クレジット
・コンプリート(complete)
・賽銭箱(さいせんばこ)
・再販(さいはん)
・刺し技・差し技(さしわざ)
・シールド(shield)
・邪神像(じゃしんぞう)
・シューター(chuter)
・処分台(しょぶんだい)
・滑り(すべり)
・滑り止め(すべりどめ)
・スポット(spot)
・吸われる(すわれる)
・センサー(sensor)
・タグ(tag)
・たこ焼き(たこやき)
・爪(つめ)
・ディスプレイ(display)
・デコマス
・飲まれる(のまれる)
・ハイエナ
・箱物(はこもの)
・橋渡し(はしわたし)
・ぶっ刺し(ぶっさし)
・プライズ(prize)
・プライズフェア(prize fair)
・プラシート
・プラリング
・プラ輪(プラわ)
・ブリスター(blister)
・ペイアウト率
・ペラ輪(ペラわ)
・棒リング(ぼうリング)
・横穴(よこあな)
・乱獲(らんかく)
・連コイン




用語

・3ボタン
機種によるが、横移動、縦移動の他に、3つ目のボタンが付いているものがある。
クレーンが回転できたり、クレーンの降下停止だったりと、使いこなせるとなかなか役に立つボタン。
ただしゲーセン側に取り外されている場合も多い。

右の画像は、ボタンが取り外されている。

 




・AOU
詳しくは公式サイトを。
http://www.aou.or.jp/index.html




・D字リング
一般的な名前が分からないので勝手に命名。
他にも、D字プラ輪、D字型プラ輪、D字プラリング、半円リングなど。

画像のように向きを変えて落っことす場合や、棒リングの先端にぶら下げる場合にに使われる。
箱にテープで直接べったりつけられている場合も。

  




・k
1k=1000円。
1.5kなら1500円、5kなら5000円、10kなら10000円。
kgやkmのように、1000倍を意味するキロから来ているのかと思われる。
普通、小文字で表記される。
パチンコやギャンブルの用語らしい。




・アーム(arm)
クレーンにくっついている腕のような部分で、ひらがなの「く」の字型をしている。
アームの力が弱いと、クレーンを動かす時にガックンガックン揺れる。





また、コンビニキャッチャー系の物もアームと呼ばれる。
下の画像は2枚ともコンビニキャッチャーDXのもの。

 




・握力(あくりょく)
アームが景品をつかむ力のこと。
アシスト機能があれば一時的に握力が強くなることがある。

トリプルキャッチャーの場合、景品を持ち上げる時の握力と、クレーンが移動する時の握力が別になっているようである。
アームのつめが3本ある「トリプルキャッチャー(ギガ)」のなかに、大きい球状のク... - Yahoo!知恵袋




・アシスト(assist)
取りやすく置き直してもらう、などの店員に助けてもらう行為。
似た言葉としてヘルプがある。

異性の店員だと効果的らしい。
カップルだとアシストしてもらいにくくなるらしい。
店員も人間なのであまり無茶な要求をしない方がいい。
店員と仲良くなれればしめたもの。

店によっては「○○円使うまでアシストするな」と店長から指示されていたり、
アシストなしだとそもそも取れないように設定されている場合もあるらしいので注意。




・アシスト機能(あしすときのう)
クレーンゲームが下手な人用に、ある程度の金額を投入しても取れない場合、アームが強くなってお手伝いしてくれる機能。
だがこの機能を逆手にとると、ある程度の金額を投入するまではアームがへなちょこで絶対に取れないようにできる(らしい)。
急にアームが強くなってガッチリつかめるようになるのはこれが原因。




・アミューズメントマシンショー
新作のゲーム機(筐体)のお披露目ショー。
一緒にプライズフェアも開催される。
詳しくは公式サイトを。
http://www.am-show.jp/




・移動制限(いどうせいげん)
横移動や縦移動にかけられる制限。
主にディスプレイ品や、奥に積んである在庫品を狙えないようにするためのもの。
普通の店なら「ここから先は狙えません」というようなことが書いてあるが、書いてなくても制限されている場合が多い。




・インカム(income,incoming)
yahoo辞書によると、所得, (定期)収入。
ゲーセン用語の場合は、UFOキャッチャーなどのゲーム機(筐体)に投入されたお金。店側の儲け金額。

また、店員が使う小型の店内用無線機のこと。
初音ミクのヘッドセットに付いているマイクもインカム。





・押し技(おしわざ)
押す力でずらしたり、バランスを崩して倒したりする技の総称。
爪で押したり本体で押したりと、色々なパターンがある。

YouTube
UFOキャッチャー 押し技01
UFOキャッチャー 押し技02
UFOキャッチャー 押し技03
UFOキャッチャー 押し技04

UFOキャッチャーでプレミアムメロディミュージックボックスをゲット

お菓子をプッシュゲット!!!

ガムボトル連続ゲット◆1
ガムボトル連続ゲット◆2

UFOキャッチャー おつまみカルパス




・落とし口(おとしぐち)
シューターとも。
ここに景品を落とせばゲットとなる穴。






・回転機能(かいてんきのう)
普通クレーンゲームといえば、横移動、縦移動と2回動かしていくが、機種によってはクレーンを回転させる機能がある。



またクレーンの降下の途中で、勝手に少し回転するものもある。
アームコントロールがずれるので非常に迷惑。

YouTube
UFOキャッチャーで2個ゲット
元々回転機能のあるクレーンだが、19~20秒目でまた更に回転する。




・開放設定(かいほうせってい)
景品が簡単に取れるようにしてある設定。
人気の無い景品や、古くなった景品を捌(は)かせるために使われる。
取った後で店員が慌てて設定を変えているようなら、それは開放設定ではなく単なる設定ミスである。




・開放台(かいほうだい)
景品が簡単に取れるように設定してある台。
人気の無い景品や、古くなった景品を捌(は)かせるために使われる。
似た言葉として処分台がある。




・確率機(かくりつき)
投入金額が、店側の設定した金額に達した時点で景品が取れるようになる機械のこと。
設定金額に達するまでは、物理的にではなく、機械の設定上取れないようになっているデジタル制御の機械。
例えば設定金額が1000円ならば、どんなに腕前があっても1000円つぎ込むまでは絶対に取れない。
ただし前にプレイした人が金をつぎ込んでいれば、自分は一発で取れる可能性もある。

ブブトンなんかだと万単位(最高で3万円)の設定もできるらしいので、高額商品に注意。
PSPなどのゲーム機なんかだと普通に買ったほうが安いかも。毎日設定リセットしてる可能性もある。
テトラスの公式ホームページには確率機ではないとか書いてあったけど本当はどうだか。
筆者がプレイした限りでは、テトラスは確率機のようである。

ちなみに「確率機」とはメーカー側がつけた名前で、
これはどう考えても「運まかせで取れるのかとユーザーに誤解させるための名前」である。
実際は値段の分からない自動販売機のようなもの。
置き方や取らせ方に店員の意思や工夫を差し挟む余地がなく、スロットなどの運まかせの台や、
穴を通すなどの技術があれば一発で取れてしまいそうな台は確率機だと思った方がいいかも。

おおよその設定金額さえ分かっていれば安定して取れるはずなので、むしろ取りやすい?
処分台に使われているようなら、もしかしたら狙い目かも。

確率機とされているもの。画像のあるサイトへのリンク
ファン・ファンタジア
ファン・ファンタジア プラス
ファンタジアエナジー2in1
ファンシーリフター(ファンシーリフターEX、ファンシーリフターミュウ)
ポケットリフター(ファンシーリフターの小型版)
カリーノ2
ミラクルPush Lock On
ブブトンアタック2
ニューブブトンアタック
バーバーカット
バーバーカット・リバーシブル
バーバーカットライト
2in1パークス コスモス(ファンタジアとバーバーカットが一つの台に)

あやしいもの
テトラス
テトラス ジュエル


以下、2ちゃんねるのテンプレをそのまま引用。

~確率機に関して~
確率機とは設定金額に達したら景品が取れるようになるゲームのこと。
場合によっては数万円かけないと取れない設定もあるので注意。
特に景品にwii、PSP、DS等が入った筐体はほぼ取れない設定なので手を出さないように。
下記は代表的な確率機。

ファンファンタジア・ファンタジアエナジー:
棒をA~Cの穴に通し、中のボタンを押すことで景品をゲットするゲーム。
設定金額に達するまで穴の上に止まらず滑るが、設定金額に達すれば滑りは解除される。
ただし、滑りが解除されてもアシスト等は無いのでしっかり狙うこと。

ファンシーリフター:
ルーレットの針が止まった数字分リフトが上下し、
5に達した時点で景品ゲットとなるゲーム。
目押しは必要無く、適当に押していても設定金額に達した時点で取れてしまうため、
ある意味ハイエナ推奨機。(あまりオススメはしないが)
同機種の小型版→ポケットリフター、ポケットジャンケンも同様である

カリーノ2:
小型のゲーム機の横に鍵付きロッカーが設置されている筐体。
3本爪のアームで鍵の入ったカプセルを取るゲームが主なのだが、
持ち上げる際の握力と持ち上げ後の握力が変動するため
基本的にはその場に落下するようになっている。

ミラクルPush Lock On:
○や△などの穴の先にある1~12番の板をプッシャーで倒すという単純なゲーム。
しかし各番号ごとに金額設定がされており、その金額に達しないかぎり穴からズレた位置まで滑る。
設定金額に達しても滑りが解除されるだけなのでしっかり狙う必要がある。
単純ゆえに嵌まりやすい要注意機種。

ブブトンアタック:
ファンシーリフター同様確率機で設定金額に達しないとゲットできない。
こちらは7に達した時点でゲットとなる。


ttp://www.mysys.org/eagle0wl/prize_game_kakuritsuki.png

ここに無いけど、景品を吊るした紐をハサミで切るバーバーカットも確率機





・下降制限(かこうせいげん)
クレーンの下降にかけられている制限。
クレーンが下がりきらずに途中で止まってしまう。
床まで届かないため押し技が使えないことが多い。




・可塑剤(かそざい)
「塑」=かたちづくる
「塑性(可塑性)」=変形しやすい性質

フィギュアを成形しやすくするために、プラスチックを柔らかくする添加剤。
気化して空気中に漏れ出している。独特の匂いやベタつきが特徴。
人体によくないので、フィギュアを飾っている部屋はこまめに換気したほうがいい。
フィギュアにもよくないので、取ったら早めに開封したほうがいい。変色の原因になる。
あまりにもベタベタしている場合は洗おう。

フィギュアの変色についてはここを
VIPフィギュアスレ@wiki - よくある質問




・キャストオフ(cast off)
フィギュアを脱衣させること。
似た言葉として、脱がす、剥く(むく)、剥ぐ(はぐ)など。
ゲーセン用語というより、フィギュア用語。

キャストオフとは - はてなキーワード

左のルキアは、最初から剥けるようになっている。
右の初音ミクは、俺に無理矢理剥かれた被害者。
自己責任で試そう。

 




・筐体(きょうたい)
ゲーセンに置いてあるゲームの台。
クレーンゲームだけでなく、リズムゲーム、格闘ゲーム、クイズゲームなどの他の台も筐体と呼ぶ。






・くるりんぱ
箱物の角一点を上から爪で思いっきり押すことによって、そこを軸にしてくるりと景品を回転させるテクニック。

YouTube
acky- UFOキャッチャー 40(くるりんぱ)




・クレーン(crane)
Yahoo辞書によると、
《鶴の意》重量物をつり上げて、水平または垂直方向へ移動させる荷役機械。起重機。

筐体の天井からぶら下がっている、UFOキャッチャーのUFOの部分。
これを動かして景品を狙う。






・クレーンゲーム
いわゆるUFOキャッチャータイプのゲーム。UFOの部分が「クレーン」と呼ばれる。
クレーンを動かし景品をつかんで穴に落として獲得する。
最近はまともにつかめる設定の台はあまりない。



ちなみにUFOキャッチャーはセガの登録商標なので、厳密に言うとセガ以外のものはUFOキャッチャーとは呼ばない。
クレーンゲーム全体のことをまとめてUFOキャッチャーと呼ぶ場合があるが、
それはお母さんがゲーム機を何でもかんでもファミコンと呼んでしまうのと一緒である。




・クレジット(credit
ゲームをする権利。略して「クレ」。普通「1クレジット=1プレイ」である。
クレーンゲームの場合、「200円1プレイ」、「500円3プレイ」というように、クレジット数ではなくプレイ数を表記しているのが普通だが、
ゲームセンターのゲームだと大概1プレイのことを1クレジットと呼ぶようである。

100円1クレなら、100円投入で1回プレイ可能
200円3クレなら、200円投入で3回プレイ可能(1プレイ66円)
500円6クレなら、500円投入で6回プレイ可能(1プレイ83円)

200円1クレなら、200円投入で1回プレイ可能
500円3クレなら、500円投入で3回プレイ可能(1プレイ166円)

最初に500円入れると得する場合が多いのだが(いわゆるクレジットサービス)、
たまに店員の設定ミスで100円4クレになっている場合や、100円1クレなのに500円4クレになってて逆に損する場合がある。
景品を取った時点でクレジットが余っているようならば、別の筐体にクレジットを移動してもらえることもある。


他のアーケードゲームの場合、
スタート100円1プレイ、コンティニュー100円2プレイというように書かれているものがある。
これは、スタートは1プレイ2クレ消費だが、コンティニューは1プレイ1クレ消費、ということである。


100円2クレだとするとこの場合、
100円入れると、2クレついて1プレイ
200円入れると、4クレついて3プレイ
300円入れると、6クレついて5プレイ、ということになる。

なので厳密にいうと「1クレ=1プレイ」というのは間違いなのである。




・コンプリート(complete
コンプ、フルコンプとも。
yahoo辞書によると、全部そろっているさま。完全な。「―な状態」「―コレクション」

ガシャポン、カード、食玩など、種類が多いものを完全にそろえること。
たぶん2~3種類ではコンプとは言わない。せめて4種類以上。基本的には「集めた感」が強いものに使う。
通販だと全部そろっているものを「コンプリートセット」「フルコンプセット」などと呼ぶことがある。
また、全部そろえなくても範囲を限定することで、通常版コンプ、女性キャラコンプ、巨乳キャラコンプ、という言い方ができる。




・賽銭箱(さいせんばこ)
ただ金をつぎ込むだけで、一向に取れる気配のない台。
似た言葉として、お布施、無理ゲー、吸われる、飲まれる、お賽銭する、がある。

貯金箱と言われることもあるが、おそらくゲーセン側からの呼び方。
客の立場から考えれば、賽銭箱という呼び方のほうが適切だろう。




・再販(さいはん)
同じ商品がもう一度発売されること。
プライズが再版される場合は全く同じ状態で再版されることは少なく、
大抵パール塗装やメタリック塗装、クリアパーツ使用などのリニューアルカラーになる。




・刺し技・差し技(さしわざ)
アームでつかむのではなく、箱物、ブリスター、ぬいぐるみなどの、開いている隙間にアームを刺して(差し込んで)取る技の総称。
アームの力が弱くても上手く引っ掛かれば落ちない。
箱物の場合は、一旦横倒しにすることで隙間を狙える。
しかし箱物だと隙間をテープで目張りされていることも多く、完全に落とさないとゲットにならない場合もあるので注意。


帽子の隙間に差し込む。


左の画像はアームが刺さったあと。箱が傷む。
右の画像を見ると、奥の箱は手前側、手前の箱は奥側の方が隙間が大きいことが分かる。
同じ箱でもテープの位置によって狙うべきポイントが変わる。

 


個人的な感覚で言わせてもらうと、刺し技が一番やりやすいのは、タイトーの昔のカプリチオ系(特にカプリチオサイクロン)。
アームが回転できて位置を調整できるうえに、センサーがバカなのかアームが箱にぶつかっても割とゆるい具合に開いて滑っていく。
しかも爪が短いため、店員に曲げられている確率がほぼゼロで、非常に深く刺さりやすい。

 個人的に刺し技がやりやすいと思う筐体。

YouTube
UFOキャッチャー06 ぬいぐるみ

UFOキャッチャー 刺し技01




・シールド(shield)
なかなか景品が取れないようにするために、落とし口の周りに張り巡らされているプラスチック製のバリアのようなもの。
低いシールドの場合は普通に景品をずらしていくだけで乗り越えることも可能だが、
高いシールドの場合は景品を持ちあげねばならないので、かなり難易度が高い。




たこやきの台の場合は、ピンポン玉が外に飛び出ないようにガードしてくれる。
しかしピンポン玉はかなり跳ねやすく作られているため、ピョイと跳び越えてしまうことも。

 




・邪神像(じゃしんぞう)
非常に出来の悪いフィギュアのこと。
プライズではないが、邪神モッコス、邪神セイバーが有名。
似た言葉として、邪神、泥人形、泥など。

参考
邪神写真館
痛いニュース(ノ∀`) : 【中国】中国版「Fate~Stay Night」のフィギュアが登場 - ライブドアブログ




・シューター(chuter)
落とし口とも。
ここに景品を落とせばゲットとなる穴。

ちなみに、サッカーやバスケのシュートではなく、ダストシュートのシュート。
Yahoo辞書によると、「おろしどい、荷すべらし」という意味。






・処分台(しょぶんだい)
人気の無い景品や、古くなった景品を捌(は)かせるために使われる台。
たこ焼き、テトラス、ファンシーリフター、コンビニキャッチャーDXなどの台に、
フィギュア、ぬいぐるみ、キーホルダーなどの景品の種類や大きさを問わず、まとめてぶち込んである場合が多い。
取られなかった景品の掃き溜めのようになっているが、その分普通の台と比べて設定が甘めなことが多い。
似た言葉として開放台があるが、開放台と違い、ある特定の台が常に処分専用の台として使われていることが多い印象。


たこ焼きが処分台になっている。
まともなフィギュアが入っているのでかなり狙い目。




・滑り(すべり)
クレーンを止める際に、ボタンを離したはずの位置では止まらずに、クレーンがさらにちょっとだけ動いてしまうこと。
たとえば、景品のぴったりど真ん中で止めているはずなのに、その場所から2~3センチずれてしまう、といったようなこと。
この場合は、すべる距離を計算に入れてクレーンを動かす必要がある。

ファンタジア・エナジーのように穴に棒を突っ込むタイプだと、設定金額に達するまでは100%ずれるようになっているらしい。
詳しくは確率機の項を参照。

また、パチスロの用語でもある。
こちらはボタンを押した場所でスロットが止まらずに少しずれること。




・滑り止め(すべりどめ)
摩擦を強くして景品が大きく移動しないようにつけられている。
景品があまりにも動かない場合、すべり止めが筐体内の熱で溶けて景品とくっついてしまっている可能性がある。
その場合は店員に言って一旦はがしてもらおう。

 




・スポット(spot)
通常のプライズ用のカタログとは別に、スポットカタログと呼ばれる増刊号が出ることがあるらしい。
本来出る予定ではなかったものや、ブームに乗っかって急に商品化したものがスポットカタログに載るらしい。
通販を利用している人はうっかり見落としてしまうかも。




・吸われる(すわれる)
金をつぎ込んだのに収穫がない状態。
例)3k吸われた。

似た言葉として飲まれるがある。




・センサー(sensor)
Yahoo辞書によると、
人間の感覚に代わり、温度・圧力・磁気・光・ガス・超音波・電磁波などを検知・検出する器具。電気信号に変換するものが多い。

クレーンゲームの場合は、アームが床や景品にぶつかったかどうかを判定するために圧力のセンサーが使われている。
センサーが敏感だと、ちょっとぶつかっただけですぐにアームが止まってしまうので押し技や刺し技を使う際の障害になる。
逆にセンサーが馬鹿だと、箱がへこむほどグイグイ押すこともある。

コンビニキャッチゃーの場合は距離を測るセンサーが使われているようで、
景品のちょうど手前で止まるようになっている。




・タグ(tag)
ぬいぐるみやキーホルダーなどの景品にくっついている紙。
または箱物やブリスターについている、紙の出っ張った部分。
コンビニキャッチャー系の台で箱物やキーホルダーを取るならここを狙うべし。

 
 




・たこ焼き(たこやき)
シャベルのような爪でピンポン玉をすくい、たこ焼き器に落とすタイプの物。
色のついた特定の穴にはまったり、一列揃ったりすると景品ゲットとなる。

これといってテクニックを必要とせず、1000~2000円も使えば大抵取れてしまうので、初心者でも景品が取りやすい。
たまにピンポン玉を2個とったり、1発ゲットできたりとなかなかハラハラさせてくれるので、ギャンブル好きならやってみるのもいいかも。
ただし、運まかせゆえに、いつまでたっても全然取れないということもありうる。

 
個人的な目安として、
・シールドがあり、外にピンポン玉が飛び出さないようになっていること
・一回のプレイで最低一個はピンポン玉がすくえて、穴が一個埋まること(つまり一定のペースで穴が埋まっていくこと)
このぐらいの条件でないと、いくら使っても取れないかも。




・爪(つめ)
アームの先端に付いている金属製の部分。
爪と爪の間に隙間ができているかどうかでアームの強さが分かることもあるらしい。
水平になっているものがよい爪。
中にはペンチか何かで斜めに曲げられているものもある。こうなると当然取りにくくなっており、
その場合まともにつかんで持ち上げることは不可能と言ってよい。

通常の爪とは別に、フォークのような三つ爪のものや、シャベルのようにすくうタイプの爪もある。

 




・ディスプレイ(display)
取らせるための景品とは別に、筺体内に置いてある展示品のこと。
場合によってはディスプレイ品を取ることも可能。




・デコマス
デコレーションマスターの略で、工場用の彩色見本のこと。フィギュア用語。
デコマスの色を参考にして工場で製品版が彩色される。
プライズのデコマスが見たい場合は、プライズフェアに行けば見られる。




・飲まれる(のまれる)
金をつぎ込んだのに収穫がない状態。
例)3k飲まれた。

また、筐体に金を入れたのに何も反応せず、その金も戻ってこない状態。
ちなみに飲まれた状態でさらに別のコインを入れると、中で引っ掛かってたコインが返却口に戻ってくる場合がある。
例)100円玉飲まれた。

似た言葉として吸われるがある。




・ハイエナ
他人が両替などの理由で離れたスキに、その他人の景品を横取りすること。
クレーンゲームは連コインするのが前提のゲームなので、他人がどいたからといって、すぐにコインを入れるべきではない。
しかしあくまでもマナーであり、法律で禁止されているわけではないので、きちんと自衛すること。

ゲーセンへは2人以上で行くか、店員を呼んで見張ってもらうかしよう。
質の悪いゲーセンだと、店員に見張ってもらっている間に景品の位置を直されることもあるらしいので、
両替自体を店員に頼んでしまうのも一つの手段。

取れそうな台だと思ってやったら実は他の人がやってる途中だった、ということもあるので、
うっかりハイエナになってしまわないように気をつけよう。
両替に行ってるにしろ、店員を呼びに行ってるにしろ、3分も待てば充分だろう。




・箱物(はこもの)
文字通り箱に入っている景品。箱といっても大きさは様々。
完成品なら中身が見えるようにしてあることも多い。
最近はコスト削減のためか組立式の箱物が多い。

箱物景品の内側に入っているブリスターは、インナーブリスターと呼ばれる。

  
  




・橋渡し(はしわたし)
落とし口をまたぐように景品が置いてあるパターン。
川に架けられた橋のようになっている。

景品の幅はなるべく薄く、落し口の幅はなるべく広い方が取りやすい。
「景品の幅=落し口の幅」の場合、景品をほぼ垂直にしないと取れないので難易度が高い。
初心者は手を出さないほうが無難。

  


基本攻略パターン




ハマったパターン

上から何度も押せば取れそうに見えるが、実は箱を破壊するほど強く押さないと取れない状態。
何かの箱で試してみれば分かる。
左側を持ち上げる方法も考えられるが、右側が引っ掛かったままなので、やはり取れない。

アームそのものが大きくて力が強い場合は、箱を持ち上げることで状況が好転する場合がある。
アームが小さい場合は、置き直してもらうのが無難。



穴に落ちても、筐体のネジに引っかかって詰む場合もある。



  
この手の棒の上に載せてあるのも橋渡しっていうんだろうか? よく分からない。




・ぶっ刺し(ぶっさし)
刺し技の項を参照。




・プライズ(prize)
アミューズメント専用景品とも。
ゲームセンター(アミューズメント施設)でしか手に入らない景品のこと。
普通の売り物ではないため非売品であるが、物によっては通販サイトで買える場合がある。
市販品が景品になっていることもあるが、それはプライズとは呼ばない。






・プライズフェア(prize fair)
新作プライズのお披露目会。
AOU開催の「AOUアミューズメントエキスポ」か、日本アミューズメントマシン工業協会が開催する「アミューズメントマシンショー」
と一緒に開催されることが多いようだ。
年4回、約3ヶ月に1回開催される。

09月に開催→01~03月のプライズ
11月に開催→04~06月のプライズ
02月に開催→07~09月のプライズ
05月に開催→10~12月のプライズ




・プラシート
ペラ輪の項を参照。




・プラリング
プラ輪の項を参照。




・プラ輪(プラわ)
プラリングとも。
丸くてかたいプラスチック製の輪。
基本的に狙うべきところであるが、罠である場合もあり、
関係ないところを狙ったら普通に取れてしまうことも(というか単なる設定ミスか)。






・ブリスター(blister)
ブリスターパックとも。元々は水ぶくれという意味。
商品をプラスチックで水ぶくれのようにつつんである景品。
開けなくても中身が見えるので、未開封のまま飾ることができる。
そのため未開封品が中古で出回ることも多いようだ。

ちなみに、箱物景品の内側に使われているブリスターは、インナーブリスターと呼ぶ。

  
  




・ペイアウト率
景品の払い出し率のこと。元々はギャンブル用語のようだ。

インカム以上に景品を出しているようなら、自動で設定を絞って取れないようにする
インカムが充分なようなら、自動で設定を緩めて取れるようにする
ということができる機能があるらしい。




・ペラ輪(ペラわ)
プラシートとも。
ペラペラの輪だからペラ輪。
基本的には狙うべきところなのだが、設定の厳しいゲーセンだとこれにアームを通しても全く動かない場合も。
せっかく穴に通しても、逆に後ろに下がってしまう場合もある。

  




・棒リング(ぼうリング)
棒の先端に、プラ輪やD字リングのくっつけられた景品がぶら下がっているもの。
ナムコ系列のゲーセンでよく見かけるタイプ。
棒の先端にはゴムが付いていたり、テープが巻かれていたりすることが多い。
最近だと「先端にスーパーボール+D字リング」のものが多い印象。

大抵下降制限が設けられているので、景品を直接狙うことはできない。
下降制限がない場合は、「リング以外も狙えるよ、いろいろ試してみてね」などと書いてある。
イースター島のモアイを動かすように、地道に、右、左、右、左、と少しずつずらして取るのが基本。
金さえ使えば取れてしまうので、ある意味初心者向けかも。

  



アームが開いている時と閉じている時ではツメの高さが少し違うので、
あまりギリギリを狙いすぎるとツメが届かない場合がある。




・横穴(よこあな)
箱物やブリスター系の横に開いている穴。
箱物なら基本的に下側の穴が開いているほうが取りやすい。
穴を開けずに置かれている場合もある。

クレーンの爪が曲がっている場合は、まず取れないと考えたほうがよい。
その場合はむしろ、箱を横に倒した後で刺すための穴だと考えよう。

 




・乱獲(らんかく)
1人で同じ種類の景品を何個も取ること。
台を占領したり、他のお客さんにプライズが行き渡らなかったりと、基本的に迷惑な行為なのだが、店側が容認している場合もある。

景品の種類が多いせいでコンプリート用に沢山取っているのは乱獲ではない。




・連コイン(れんコイン)
ゲーム機に連続でお金を投入すること。
ただし100円1プレイの時に100円玉を2枚入れると連コインだが、
200円1プレイの時に100円玉を2枚入れても連コインとは言わないようである。

普通のゲームなら、後ろで待っていても順番が回ってこないため迷惑な行為なのだが、
クレーンゲームは連コインして取るのが前提のゲームとなっており、1回で取れることはまずない。
また、相手がどいたからといってすぐにお金を投入するとハイエナになってしまう可能性があるので注意しよう。

他のアーケードゲームの場合は、待っている人がいるようなら連コインせずに交代しよう。